今週 9/27.28 は 【神戸六甲ミーツ・アート×Artist in Residence KOBE(AIRK)野外パフォーマンス】 やなぎみわの美術作品「大姥百合」が六甲山・新池に舞い降りる!

野外公演のため、雨天・荒天の場合は公演を中止します。その際チケットの払い戻しはいたしません。
中止により公演をご覧いただけなかった方には、神戸六甲ミーツ・アート会期終了後に、本公演映像(又は公演チケットご購入者限定の特典映像)のリンクをお渡しいたします。ご了承ください。なお、神戸六甲ミーツ・アートの鑑賞パスポートは会期終了日までお使いいただけます。
公演中止の際のお知らせについては、神戸六甲ミーツアートの公式Webサイトと公式X、公式Instagramをご覧ください
森山未來 コメント
私が運営に携わっているArtist in Residence KOBE(AiRK)と神戸六甲ミーツ・アートとのコラボレーション企画として、六甲山山頂で上演されるパフォーマンスを2023年から継続的にプロデュースさせていただいています。
会場は山頂にある湖畔の中央に制作された特設ステージ。これは、パリを拠点に世界的に活躍する現代美術家・川俣正氏によるインスタレーション作品「六甲の浮橋とテラス Extend 沈下橋 2025」です。23年から毎年再制作されるこの作品と共にで六甲山の美しい自然に囲まれた中、パフォーマンスを鑑賞することができます。
現代美術家でもあり、舞台演出家でもあるやなぎみわ氏は今年度の神戸六甲ミーツ・アートにて、タイトルにある「大姥百合」をモチーフとした彫刻作品とパフォーマンス作品を同時に発表します。それらを一挙に楽しめるのも特別な魅力と言えるでしょう。
パフォーマンス作品である「大姥百合」は、神戸市中央卸売市場にて上演された「日輪の翼」(2019年、原案:中上健次)、兵庫津ミュージアムでの「兵庫津で踊る!」(2024年)の流れを汲み、今回、さらにバージョンアップされた内容をお届けします。
「踊り念仏」を行いながら日本中を遊行した時宗の開祖、一遍上人が兵庫津で入滅されたことから着想を得て、今作においてやなぎ氏は、能舞台の複式夢幻能の構造を踏襲したオリジナル脚本を執筆されました。
一遍上人と百合の精の出会いの物語。出演者には、ラップの領域を超えた同時代の吟遊詩人・志人(しびっと)氏、国内外で活動を展開するダンサー、振付家・大宮大奨氏のほか、ポールダンサーや音楽家など、さらに実際の時宗の僧侶たちからなる「時宗踊躍念仏僧」も入り乱れ、混沌から生まれる得も言われぬエネルギーに圧倒されることでしょう。
みなさま、是非足をお運びください。


